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にんじん(秋冬にんじん)ができるまで1土づくり4月に有機分の緑りょくひ肥として、からし菜を植えて育てます。1mほどに育ったら土に漉き込みます。期間を空けて何度か耕し、畑の肥やしにして土を改良し、にんじんの種を植える準備をします。➡2種まき7月下旬から8月末までの間、トラクターに種まき専用の機具を取り付けて、6㎝間隔で種まきをします(写真A)。天気を見ながら計画を立てています。種は「コート種子」といって、まきやすくするために薬のカプセルのような見た目。水で割れる仕組みです。➡3水まき種まき後、水が切れてしまうと発芽しないため、畑に穴のあいたホースを引いてチョロチョロと水をまきます。種をまいた畑を水まきしながら順番に回り、約1週間後に発芽します。➡4管理作業2葉、3葉出れば、にんじんの苗は安定してひと安心(写真B)。小さな耕運機のような機械で土と土の間をかき混ぜて土に空気を入れたり、除草作業や防除をします。管理を2カ月くらい続けます。病気を治す薬はあまりないので、予防が大事です。➡5収穫0月下旬からが収種まきから約110日、1穫の時期(写真C)。専用の掘り取り機で、葉をつまんで抜き、葉を切って収穫、重さの選別も行います(D)。表面にシミやイボがないかは人の目で確認しています。専用の洗い機で洗ったらコンテナで出荷。そして加工場で検品後に梱包して完成です(E)。有限会社ゆうふぁーむ専務取締役川島健次さんで出す。質もですが、安定供給も大事だと思っているんです。生産コストは上がっていますが、にんじんはあまり高いと買ってもらえません。だから技術を高めて効率も良くして作っていきたい。そして、『あそこの産直にんじんはおいしいよね、質がいいよね』って言ってもらえるものを作っていきたいですね」と思いを聞かせてくれました。川島さんの好きな食べ方はにんじんだけのかき揚げ。「冬のにんじんは味がしっかりあるのでぜひ!」と笑顔で語りました。産直にんじんを、お好みの調理法で食卓に登場させてみてはいかがでしょうか。※1……その地域で一般的な慣行農法に比べ、農薬や肥料の使用量を半分以下で栽培する農法※2……同じ科の農作物を同じ農地で作り続けることで生育不良となり、収穫量が減ってしまうこと16ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!にんじん宅配:毎週取り扱っていますほかに栃木産直センター、川越出荷組合、房総食料センター、船橋農産物供給センター、富里産直、常陸野産直センター、霞ヶ浦有機センター、大地のめぐみ、県西産直センター、鹿行産直センター、JA越後おぢやからお届けするエリアがあります03