>> P.3
検品などX線検査、金属探知機、ウエイトチェッカーを通して、重さが適正なものを紙トレーに載せていく(写真I)。その際、目視で形状が悪いものは除き、表裏にきちんと衣がついた状態かをチェックしている(J)。IJ包装・検品・出荷包装機で外装し(写真K)、賞味期限などを印字する。カメラでその印字を確認してから、人が箱詰めをしながら再度印字の確認と、封の箇所にパン粉などが挟まっていないかを確認していく(L)。こうして出荷を迎えます。KL今回ご紹介した商品はこちら!レンジでサクッとロースとんかつ別ページで、レシピをご紹介6枚入(600g)2枚入(200g)宅配:2枚入を7月2・3・4回、8月1回に、6枚入を7月5回に取り扱う予定です急速冷凍ロースとんかつが完成したら(写真G)フリーザーで急速冷凍し(H)、揚げたてのおいしさを閉じ込める。GHスライス・パン粉などをつけて加熱設定した厚さにスライスする(写真C)。打ち粉をして(D)、つなぎとなるバッター液をつけてから余分な液を風で飛ばす。肉の水分が抜けて、その水分を衣が吸うとかつはべちゃっとした食感になってしまうので、肉の外側にバッター液でバリアーを作って、肉から衣への水分移行をブロックしている(E)。衣は極力薄くつけ、サクッとした食感を出す。パン粉をつけてフライヤーで揚げ、独自の方法でさらに加熱し火を通す(F)。CEDFなります。もちろんパン粉の方が時間が短いのですが、極力パン粉の適正時間に近づけて揚げ、なおかつ肉にしっかり火が通るように工夫しています。吸収する油の量を減らすことができ、余分な油を吸っていないかつにできます」とさらに加藤さんが説明します。王道のとんかつでかつという限られたジャンルだからこそ、王道のとんかつでおいしいと言っていただける仕事をしたいと語るおふたり。「自分が食べて満足できないものは、組合員の皆さんもおいしいとは思わないでしょう。ですから妥協はせず、自分がおいしいと思うものを作っていきたいです。『子どもがおいしいって言っています』とか、『お弁当に入れると子どもが喜びます』と言われると特にうれしいですね」と加藤さんはいいます。「商品も進化させていき、もっととんかつがブームになったらいいですね。家庭で一からとんかつを作ろうとすると、時間もかかり洗い物もたくさん出て、においや油はねなど大変ですよね。それが電子レンジ調理だけで完成します。そのままももちろんですが、かつ丼やかつカレーなど、お料理の幅を広げられる食材の一つとしてご利用いただけたらうれしいです」と佐藤さんはいいます。独自技術とおいしいロースとんかつを作りたいという情熱の詰まった「CO・OPレンジでサクッとロースとんかつ」。ぜひ、便利さとお味をお試しください!03