コープデリにいがたの広報誌「こーぷふる」2024年11月号

コープデリにいがたの組合員広報誌「こーぷふる」をご紹介します。生活協同組合コープデリにいがた


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選別・カット・計量・化粧辛子振りかけ卵の色と品質、粒感を目と手で確認しながらカット(写真E)。パックに移して規格通りの重さになっているか計量します(F)。仕上げに唐辛子の粉を振りかけて(G)、ふたをし、風味を閉じ込めるため急速冷凍します。二次漬け込み・熟成・液切り唐辛子やゆずこしょうなどを配合した専用の調味液に3~5日間漬け込み(写真D)、冷蔵庫で味を浸透させた後、半日から1日かけて余分な水分と調味液を取り除きます。EFG包装、重量確認、異物混入チェック、箱詰め、出荷急速冷凍したものを目視で検品、機械で包装し(写真H)、賞味期限などを印字。重量を確認し、X線探知機で異物、特に魚の骨の混入がないかチェック。金属探知機でも検品して箱詰めします(I)。一定量ごとに細菌・官能などの検査を行い、問題がなければ冷凍保管のまま出荷します。HI別ページで、レシピをご紹介CD液切り・異物除去・粗選別余分な水分を切り、経験豊かなスタッフがスケトウダラの皮やひも状の膜、網の繊維などを取り除き、成熟卵、未成熟卵、過熟卵を選別(写真C)。色味などもチェックし、たらこと明太子にするものを分けます。今回ご紹介した商品はこちら!無着色ひとくち辛子明太子(切子)お餅に塗るのも、ポテトサラダに混ぜるのもおすすめ。でもそのままが最高!2023年に組合員向けの学習会で講演する、代表取締役社長髙橋史郎さんマルキュー食品株式会社副工場長池内智子さん無着色は原料選びが命スケトウダラは主にアメリカ産とロシア産がありますが、それぞれ食べているものや生息する水深などが違い、品質の差を生みます。自ら買い付けもする髙橋さんは「ロシア産に比べ、アメリカ産は粒が大きく豊かな食感があります。コープ商品は味にこだわり、ずっとアメリカ産を使用しています」と胸を張ります。コープでは組合員からの「不要な添加物を使わないで」という声に応え、赤いたらこが当たり前だった1973年に無着色・無発色のたらこを、その3年後に明太子を発売。現在の商品につながっています。「原料の質が悪いと商品の色も悪くなるので、原料選びがとても大事。自然の状態できれいな色のものを選んでいます」と髙橋さん。さらに、同社は水産資源や海洋環境に配慮していることを示すMSC認証を取得。漁の際には他の魚を獲らないよう工夫した網を使ったり、網の目を粗くして幼魚を獲らないようにしたりと、厳しい漁獲制限を守っています。明太子づくりへの想いを「月並みですが、食べてくれた人の『おいしい』の一言に勝る喜びはありません。これからも、自分たちが買いたいと思うものを作っていきたいです」と語る髙橋さん。まずは炊きたてのご飯にのせて、その食感を楽しんでみませんか?03宅配:11月2回・4回、12月2回・4回に取り扱う予定です


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