コープデリにいがたの広報誌「こーぷふる」2024年11月号

コープデリにいがたの組合員広報誌「こーぷふる」をご紹介します。生活協同組合コープデリにいがた


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ブータン王国医薬品であるワクチンは、製造から接種の瞬間まで冷凍・冷蔵された状態で管理する必要があります。しかしヒマラヤ山脈の南麓に位置するブータンは、標高差が激しく未舗装の道路もあり、ワクチンの運搬に徒歩で10時間もかかる地域もあります。JCVではワクチンだけでなく、保冷庫などの関連機材の支援も行っています。赤ちゃんの頃にワクチンを接種できたおかげで、今日も友達と一緒に、元気に学校に通って勉強しています。(ラオスの小学校の子どもたちより)©JCVラオス人民民主共和国継続的な支援で子どもたちへのワクチン接種率は上昇しているものの、全体的に山がちな国土に49の民族が暮らすため、接種率が低い地域があります。また国の財政が厳しく、看護師の不足を医療ボランティアが補っています。プラスチック使用量の削減につながっています©JCV94ペットボトルの本体は※・4%が回収されていますが、キャップの回収率0%。多くは燃やされてしまは推定約2うため、二酸化炭素(CO₂)を排出し地球温暖化につながってしまいます。そこでコープデリグループではペットボトル本体だけでなくキャップも回収し、リサイクル資源として利用。石油から作られるプラスチックをリサイクル資源に置き換えるため、その分のプラスチックの使用量を削減でき、原料である石油も使わずにすみます。大切な地球の資源を守り、温暖化の防止につながっています。※PETボトルリサイクル推進協議会「年次報告書2023」よりコープのお店の買い物カゴにも生まれ変わっています97個分のペットボトルキャップが、買い物カゴの約30%に再生利用されていますペットボトルキャップの回収にご協力くださいこの取り組みは、「キャップを回収してワクチンにつなげてほしい」という組合員の声から始まりました。2012年からキャップの回収を始め、これまでに累計で約7億911万個(重量からの換算)、約1,772万円の寄付につながっています。子どもたちの命を守り、地球の未来につなげるため、これからも皆さまのご協力をお願いいたします。回収方法キャップとペットボトルをすすいで乾かし、分けてお出しください。宅配お店商品お届け用のポリ袋に入れ、袋の口をしばって出してください。店頭の回収ボックスに入れてください(袋などには入れないでください)。※一部コープのお店がない地域がありますコープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。05


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