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ざくざくブロックチョコレート(芋けんぴ入り)02おすすめ!コープの商品芋けんぴのかけらが生まれ変わりましたおいしく表面ざくざく、中ほくほくの芋けんぴを、口どけの良いチョコレートで包みました。「かけら」を無駄なく使用した、食品ロス削減につながる商品です。ざくざくブロックチョコレート(芋けんぴ入り)ができるまでかくはん拌・混合攪芋けんぴのかけらを機械に投入(写真B)。少し砕きながら攪拌機でチョコレートと混ぜ合わせます(C)。ここでも回転する羽根が芋けんぴを砕きます。テンパリング(温度調整)原料のチョコレートをタンクに投入、熱を加えて溶かします(写真A)。別の機械に移していったん冷まし、再び加熱。テンパリングという工程で、艶のあるなめらかな口どけのチョコレートになります。BA芋けんぴをたっぷり配合楽しい食感が人気の「CO・OPざくざくブロックチョコレート(芋けんぴ入り)」は、「CO・OP九州の芋けんぴ」などの製造時に出るかけらをチョコレートで固めたお菓子。かけらが廃棄されていることを知った生協職員の「もったいない!」という気持ちから、半年弱の開発期間を経て1月に発売されました。創2024年1業120年を超えるお菓子メーカー・平塚製菓株式会社が、千葉県香取市で製造しています。SDGsが広まり、廃棄される原料を活用したお菓子は増えていますが、製品化は簡単ではありません。「例えば傷があって出荷できない果物を使う場合も、お菓子にするにはピューレにして糖度を調整したり、煮詰めてゼリーにしたりする必要があります。芋けんぴがスムーズに製品化できたのは、加工せずそのまま使えたから」と商品開発課の大也さんは説明します。「芋けんぴをたくさん入れた方がおいしいと思い、ギリギリの配合率を攻めました。チョコレートはビターやホワイトなども試しましたが、芋の風味と最も合うミルクタイプに決めました」川友おおかわともや