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包装・箱詰め・出荷重量計測と充填を自動で行う機械で、規定の量を袋に充填します(写真G)。賞味期限を印字し、重量などを検査してから箱に詰めて出荷します(H)。冷却・離型・検品冷却してしっかり固め、金属検出器を通してからチョコレートを型から外します。担当者が目視でチェックし、割れ・欠け・油浮きなどがある不良品を取り除きます(写真F)。Fじゅうてん填・ならし充芋けんぴ入りのチョコレートを型に流し込みます。型から飛び出ている芋けんぴをヘラで折りながら(写真D)、表面をならして平らにします(E)。GH今回ご紹介した商品はこちら!EDざくざくブロックチョコレート(芋けんぴ入り)チョコレートに適した室温・湿度の工場で製造製造工程で最も大事なのは、砂糖でがっちりコーティングされた芋けんぴを、すべての型に偏りなく、設定比率どおりに入れること。「具材が大きいほど均一に入れるのが難しい。芋けんぴは自分が関わってきた中で最も大きく硬いです」と話す製造部の浪祐さんは、老舗ならではの豊富なノウハウを活かし、ミリ単位の調整を繰り返して機械を設定。「芋けんぴは食感が魅力なので、少しずつ砕くことで一定の大きさを保ち、1個1個にゴロっと入るようにしています」川勇なみかわゆうすけ5度以下、湿度62020年9月から稼働する香取工場は、1年を通してチョコレートに最適0%以下とされる室温2に保たれています。同じ製造ラインで違う製品を作ることもあるため、機械も毎回丁寧に清掃。「外せる部分は外して、しっかりチョコレートをかき取ってから洗っています。正直大変ですが、すべては皆さんに安心して食べていただくため」と浪川さんは力を込めます。「チョコレートは奥の深い素材。特性を考えて細部まで工夫して作っているので、芋けんぴとのベストバランスをお楽しみください」ゴロっと入った芋けんぴの存在感とチョコレートのまろやかさ。おいしくて未来にもつながる商品を、ぜひお楽しみください。03これからも高品質のお菓子を作り続けたいです宅配:10月3回以降のいつでも注文で注文できます。左から平塚製菓株式会社製造部浪川勇祐さん、商品開発課大川友也さんC