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毎日の食卓に欠かせない「みそ」。なにげなく食べているけれど栄養や種類、作り方など意外と知らないこともあるのでは?みその講座を行っているコープデリ連合会の市原さんと小池さんにオンライン学習会を依頼し、お話をうかがいました。Qみその種類は?みその種類は使うこうじで決まります。代表的なものに米みそ・麦みそ・豆みそがあります。みその名前こうじの種類代表的なみそ/日本の生産量の割合特徴熟成期間米みそ米こうじ「信州味噌」80%淡色の辛口若干酸味のある芳香6カ月~1年麦みそ麦こうじ豆みそ豆こうじ九州麦みそ5%東海豆みそ5%淡色の甘口麦こうじの割合が高い「信州味噌」と比べると少し酸味がある赤褐色の辛口特徴的な香り味のコク・深みがある塩味より酸味が強い2カ月~4カ月1年~3年コープデリにいがた編集委員会発コープデリ商品検査センター小池佳世さんコープデリ連合会サステナビリティ推進部市原るり子さんQみその色の違いは?みそは原料のこうじと塩のバランスや熟成期間で色・味が変わります。こうじの量が多いほど甘くなります。白みそは熟成期間が短くこうじの割合が高いです。越後みそ越後みそは米みそで、浮こうじが特徴です。※白みそ、八丁みそなどが余った場合は、普段使っているみそと合わせると風味がアップします大豆ドライパックは蒸して作られているので、うま味が凝縮されたみそになります。みそは熟成期間によっても味が変わります。ご自分で作ったみそも、作りたて・1カ月・2カ月と味の変化を感じてみてください。熟成が進むと塩味が減り酸味が出てきますよ。種水大豆をつぶす❸を入れる空気が入っているとカビやすいので、しっかりと空気を抜いてね3❷の茹で汁から大さじ2(30㎖)を取り分け、種水にする。乾燥米麴と塩をポリ袋に入れ、人肌程度に冷ました種水を加えて混ぜ、そのまま15分ほど置いて馴染ませる自宅で子どもと一緒になりました作りました。とてもよい食育に4❷の大豆が触れるくらいの温度になったら、袋の上から力を加え大豆を潰す。❸を加え、袋の外側から揉んでよく混ぜる5空気を抜いて袋の下にまとめ、チャックを閉じ、冷蔵庫で保管する。1週間に1度程度、袋の上から揉んで熟成させる潰すときに麺棒などを使ってもOK。袋が破れないように外側から内側へ潰して2~3カ月熟成したら出来上がり!楽しみ~!注意点※保管時に表面全体がうっすらと白くなったものはカビではありませんカビは部分的につきます。万が一ついた場合は取り除いてください※このレシピは、食生活カウンセラーの会で監修しています。献立作成者:市原るり子Zoomで開催します!ぜひご参加ください。コープデリ商品検査センターのホームページはこちら→10