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介護休業★が必要になるのは…85歳Aさん(腰椎圧迫骨折で入院)のご家族の場合パニック期★★★★Aさん入院…・病院で医師との医療相談・担当者(ソーシャルワーカーなど)と退院後について相談急な入院にご家族はパニックになりがちです。専門家と相談していきましょう。環境調節期★★★★★…退院後に介護が必要と診断された入院中・介護保険の相談と申請(新潟市は申請から介護認定の結果決定まで平均46日)・「くらしの助け合いの会」などの民間サービスにも相談介護が必要と分かったら、介護保険申請は早めに行いましょう。いろいろなサービスがありますので、いつどのように使うのかを考えておきましょう。また病状が進行した場合のお休みも考慮してください。生活期★★退院…サービス活用開始・Aさんの状態などを各サービスに説明介護中は様々な理由でお休みが必要になります。介護のための休みは介護休業で。休日は自分の用事に使ってください。専門家の助言は必須ですが、ご本人のことを1番よく知るご家族によるプランニングは欠かせません。上記の期間中に介護休業を使いじっくりと相談し、あとは周りにお願いする気持ちでいましょう。離職せずに介護をスムーズに行っていくために、職場や近所の方に普段の状況を話しておいたり、仕事の整理をしておくことも大切です。介護休業は直接ケアするための休業制度ではなく、仕事と介護を両立するための準備、仕組みを作る時間と考え、ご本人やご家族、専門の方や周りの方と相談していってください。※アドバンス・ケア・プランニング(AdvanceCarePlanning)最重要の『人生会議(A※CP)』「もしもの時、どのような医療やケアを望んでいるか」「人生で大切にしていること」などについて、あらかじめ信頼するご家族に話し、周りの人とも共有する取り組みを『人生会議』といいます。例えば、医師から治療方針の選択について聞かれた時、ご本人の意志を聞いているご家族は、「母はこうしたいと言っていた」と明確に答えられます。ご本人の希望をご家族が分かっているので、案外すんなりと決められます。その選択に間違いはないと思います。自然に看取るのも、最期まで治療するのもどちらも正解です。ご本人の「こうしてほしい」にご家族は1番納得すると、かかわる中でいつも感じています。だから、本当に些細な話でもいいのでいろんなことを共有しておいてほしいです。介護はご本人の希望がそのご家族にとって1つでも2つでも叶えてあげることができれば、はなまるです。最終的に介護という期間が宝物になってほしいと私は思っています。学習会参加者の感想今回は、私自身の話として聞かせていただきました。自分の子どもに心配をかけないように、話し合うことが大切だと思いました。病気になって聞くより事前の話し合いは大切だと思いました。今までできていなかったので、親と話してみたいです。④複合的に行ってもらえるサービス小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護★これらのサービスは、利用者の要支援・要介護の程度によってさまざまな違いがあります。また認定がなくても、基本チェックを行い生活機能低下がみられた場合は、介護予防・生活支援サービスなどを利用できます。組合員同士が、お互いのくらしを支えあい助け合う有償の活動を新潟市で展開中「くらしの助け合いの会」活動会員募集中!⃝活動時間/概ね1時間程度※平日(月~金)10:00~16:00⃝活動地域/新潟市※地域によっては対応できない場合もあります。⃝活動会員・利用会員/年会費1000円~謝礼/1時間800円+交通費※別途運営協力費として利用会員は、利用1回につき100円⃝賛助会員年会費/1000円~会員は、総会・交流会・学習会などに参加できます生活協同組合コープデリにいがたくらしの助け合いの会℡025-269-5833受付時間平日(月~金)9:00~16:00メールアドレスniigata_jg998@coopdeli.coop11資格は必要ありません。活動内容は掃除・洗濯・買い物などの家事援助中心です活動に参加する仲間が増えるといいなぁ。待ってまーす!詳細はこちら→