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地元・新潟の旬の野菜で作った浅漬けをお届け「野のじま島食品」工場見学コープデリにいがた編集委員会発お話をお聞きしたのは野島食品(株)製造部商品開発部清水大ひろむ夢さん野島食品(株)営業部課長関口光みつひろ弘さんごべいんはまじ創業は文化8年、初代野の野島食品について教えてください島半吾兵衛の糀こうじはん半商0年には味8年に現在の野島6年に起きた新潟・3水害)で味噌蔵が水没したため、店として糀の製造を始めました。大正1噌・醤油の製造を開始し、昭和2食品(株)となりました。平成1福島豪雨(7・1現在は浅漬けを中心にさまざまな種類の漬物を作っています。1日の生産数は約一万個以上、主な取引先は、コープデリにいがたをはじめ、県内外の量販店やコンビニエンスストアです。現在では他に「八百屋半吾兵衛」というブランドを立ち上げて、漬物をベースに昔からの伝統を生かしながら、今の時代にあった商品も開発しています。「にいがたじまん」に掲載の商品のこだわりは?コープデリにいがたの商品担当の職員さんから「新潟県内の新鮮でおいしい野菜を使って、浅漬けを作りたい」というお話を受けて、その職員さんと一緒にさまざまな商品の開発を行いました。なるべく新潟県産の素材を使って、塩分を控えめにし、昔ながらの作り0~11種類の商品方で現在1を作っています。新潟県産の野菜にこだわっているため、原料調達が一番難しいです。野菜は天候に左右され、その時にならないと生育状況がわかりません。昨年は猛暑の影響により、いろいろな野菜が品薄となり苦労しました。なんとか集めて注文数の浅漬けをお届けできた時は、ほっとしました。また、天候の影響などで、野菜の味や水分量が変わるので、調味も工夫しています。野菜の価格は変動しますが、浅漬けなどの加工食品の場合は原料が高騰しても価格に反映できないので、心の中で泣いています。ですから一番人気0アールのの十全茄子は、調達が安定するように、2圃場で自社での栽培を平成30年から行っています。その他に大切にしていることは?衛生面・安全性が一番と考えています。とにかく異物混入の可能性など防げるところは防ぐ対策をとり、約80人の職員に協力してもらい作業を行っています。5年には本社工場も含め3つの工場では、平成21年にはJ※2FSーB※1SO9001を取得し、平成3規格適合証明を取得しています。できた商品の保管や試食も定期的に行っています。I※1ISO9001とは…国際標準化機構(ISO)が定めた品質マネジメントシステムに関する国際規格※2JFS-B規格とは…食品の安全管理の取り組みを認証するJFS規格の一つ組合員さんから『「にいがたじまん」に掲載されている「野島食品」の浅漬けはとてもおいしいので、こーぷふるで紹介してください』という投稿が届きました。そこで編集委員会が、三条市にある野島食品の工場を取材してきました。10工場に入る時は、白衣を着て髪の毛が落ちないように帽子を被ります。ローラーで埃取り、徹底した手洗い後二重手袋をしてから、また消毒をしました。私たちも眉毛やまつげをシールでおさえてから入室!!びっくりしたね~工場見学スタート!1原料(野菜)の入荷2原料(野菜)の下処理3洗浄殺菌槽で5分間殺菌。その後、5分間以上水洗いする。丁寧に洗っていたよ4原料をカット5調味液を調合機械でカットするのは長いもと大根。他の野菜はすべて手作業でカット!手早い作業これはスゴイ!素材に合わせていろいろな種類の調味液を作っています。