コープデリにいがたの広報誌「こーぷふる」2025年11月号

コープデリにいがたの組合員広報誌「こーぷふる」をご紹介します。生活協同組合コープデリにいがた


>> P.3

選別・カット・脱皮・脱塩付着している皮やうろこなどを取り除き、目視で品質を確認。一口サイズにカットし(写真H)、表面の薄皮を酵素で溶かし、1日かけて塩を抜きます。H塩締め決められた量をざるに入れ、水槽内で塩水に漬けます(写真E)。数日かけて何度も水を取り替え徐々に塩分濃度を上げることで、漂白せずとも血が抜けて鮮やかな黄色に(F)。また卵が硬くなってパリパリとした食感になります。最後は限界まで食塩を入れ塩締めにし(G)、10月ごろまで漬け込みます。G別ページで、レシピをご紹介EF調味液充じゅうてん填・包装・出荷計量して規定の量を袋に入れ、調味液を充填(I)、空気を抜いて密封し、冷凍。包装して金属検出器や重量チェッカーを通して(J)、箱詰め・出荷します。IJ今回ご紹介した商品はこちら!産直北海道産味付数の子(昆布しょうゆ味)宅配:クリスマス予約カタログ(11月3回配付)、迎春予約カタログ(12月1回配付)で取り扱う予定です。また12月4回・5回に取り扱う予定です。左からぎょれん総合食品株式会社代表取締役社長大潟歩さん、営業部斉藤公輔さん丁寧に作るからおいしい数の子を無漂白で仕上げたこの商品は、さまざまな水産加工品を製造する同社の中でもダントツで手間がかかります。しかし手を抜くことはありません。「大切なのは全ての工程を丁寧に行い、真心を込めて作ること。お正月に食べるものだから、おいしくて安心できるものをお届けしたい。私が知る限り、この工場はグループ内で一番作業が丁寧で、全員が妥協せず取り組んでいます」と語る大潟さん。さいとうこうすけ藤公営業部の斉輔さんも「毎年他社製品と食べ比べるのですが、当社の数の子は歯ごたえがしっかりしています」と胸を張ります。「多くの数の子は漂白し均等に黄色くなるよう仕上げていますが、この商品は漂白しないので卵がダメージを受けず、本来の風味が感じられます。味付けにも自信があります。いろいろ試した中で昆布しょうゆが一番合うので、この味をもっと多くの組合員さんに知っていただき、やっぱり数の子はぎょれんのあの味だよね、と思ってもらえるよう頑張りたいです」まだまだ希少な国産ニシンの卵を使ったこだわりの商品は、小気味の良い歯ごたえと昆布しょうゆとの相性の良さ、そしてそのまま食べられる手軽さも魅力。お正月にはこの数の子で、石狩湾の恵みを感じてみてください。03


<< | < | > | >>