コープデリにいがたの広報誌「こーぷふる」2025年11月号

コープデリにいがたの組合員広報誌「こーぷふる」をご紹介します。生活協同組合コープデリにいがた


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コーププラス×SDGs今回の取り組みは、目標12:につながっています。04組合員と生産者をつなぐ「産直」りんご生産者サポート私たちの「食」を支えている農業は、いま地球温暖化や生産者の高齢化・担い手不足など、たくさんの問題を抱えています。コープデリグループは、これからの農業を担う生産者をもっと応援するために、さまざまな取り組みを進めています。地球温暖化・担い手不足……りんご生産は難しくなっている日本一のりんごの産地、青森県。今年はりんごが植栽されて150周年という記念の年です。夏でも涼しく、昼と夜の気温の差が大きい青森県では、果肉が引き締まった甘いりんごが栽培されてきました。そんな青森県でも、りんごを取り巻く環境は年々厳しさを増しています。一つは、地球温暖化。夏の高温で花芽が成長しにくくなり、実ったりんごも日焼けするなど、2023年・2024年は前年の収穫量を下回りました。今後もさらなる高温が予測されていますが、対策には費用もかかるほか、りんごをはじめとする果樹は植えてから数年たたないと収穫できず、高温に強い品種に植え替えてもすぐには出荷できません。もう一つは担い手不足。りんご栽培に限らず若者の農業離れが進んでいて、生産者の高齢化が進んでいます。物価高による生産コストの上昇や消費者の果物離れなども、担い手不足の要因です。りんご生産を取り巻く環境は厳しさを増している●地球温暖化●担い手不足ほかにも…●物価高による生産コスト上昇●消費者の果物離れなど


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