謹　賀　新　年

　生活協同組合 コープデリにいがた　

理事長　 登 坂 康 史　

　 新年あけましておめでとうございます。
　 組合員のみなさまには日頃よりコープデリ宅配をはじめとする事業のご利用と活動へのご参加、ご協力をいただき、心から御礼申し上げます。
　 年末の大雪により中越・上越地域を中心に、商品のお届けができない事態が発生いたしました。該当する組合員のみなさまには多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

　 さて、昨年3月21日に生活協同組合コープデリにいがたが誕生して、初めての正月を迎えました。
　 県内二つの生協が組織合同（合併）しての事業・活動開始以降、コープデリにいがたは「新しい生協のありたい姿」6項目をかかげてとりくみをすすめています。「にいがたじまん」の本誌ページ・カタログを軸に、新潟の生産者、メーカー、商品を応援してきました。宅配センターの統廃合をすすめ、配達コースの再編成に着手しました。「ほぺたんカフェ」を中心とし、オンラインも活用した新たな組合員活動にとりくみました。ウクライナの子ども達への募金、県北豪雨災害被災者への募金、フードバンクへの食料支援等では、組合員のみなさまから多くのご協力をいただきました。また、新潟県に生まれてきてくれた赤ちゃんをお祝いする「はじめてばこ」プロジェクトを立ち上げ、新たな子育て応援を10月よりスタートさせました。
　 終わりの見えないロシアによるウクライナへの軍事侵攻、収束しない新型コロナウイルス感染、気候変動による様々な被害等、世界の情勢は混沌としています。またそれらの情勢を主因とする物価高騰や貧困・格差の拡大は、私達のくらしを脅かしています。直面しているくらしの課題はたくさんありますが、少しずつでも一歩一歩、組合員のみなさまの協同の力で課題を克服し、乗り越えていきましょう。
　 新しい生協コープデリにいがたは、徐々に形を整えつつあります。2023年は仕上げに向かい、そしてさらに新しい時代へ向けたチャレンジ課題を、組合員のみなさまと考える年にしたいと考えます。
　 本年が組合員のみなさまにとって良い年になりますことを、役職員一同心よりお祈り申し上げます。