コープデリにいがた理事長
登坂 康史
生活協同組合コープデリにいがたが、旧コープにいがた、旧コープクルコの組織合同(合併)により誕生して1周年を迎えることができました。
コープデリにいがたの初年度は、組合員の皆様の利用と参加に支えられ、順調なスタートを切ることができました。また豪雨や大雪への対応はありましたが、事業・活動に大きな影響を及ぼすことなく運営することができました。
宅配事業では、県内産の商品を中心に紹介する「にいがたじまん」という新しいカタログで、新潟の生産者、メーカー、商品を応援してきました。また、物流機能整備の中で、取り扱い商品の品揃え強化を実現しました。健康や栄養バランスに配慮したお弁当を届ける「夕食宅配」も順調に広がっております。
新潟エリア、上越エリアでの宅配センターの統廃合をすすめ、さらに配達コースの再編成に着手する等、経営効率の改善を図りました。
組合員活動では、「ほぺたんカフェ」を中心とし、オンラインも活用した新たなとりくみを開始しました。ウクライナの子ども達への募金、県北豪雨災害被災者への募金、県内フードバンクへの食料支援等では、組合員の皆様から多くのご協力をいただきました。
また、新潟県に生まれてきてくれた赤ちゃんをお祝いする「はじめてばこ」プロジェクトに賛同し、新たな子育て応援を開始いたしました。
コープデリにいがたは、今後もコープクルコの前身である新潟県勤労者福祉対策協議会、新潟県総合生協の歴史、コープにいがたの前身である市民生協にいがたからの歴史をしっかりと受け継いでいきたいと考えております。
その上で、組織合同(合併)とともに承認された「新しい生協のありたい姿」では、コープデリグループ理念、ビジョン2025とともに、持続可能な開発目標「SDGs」を念頭に6項目のありたい姿をまとめています。
引き続き、この6項目のありたい姿を常に掲げながら、組合員が参加するすべての事業と活動を通じて、くらしの願いを実現し、社会的な問題解決にとりくむ中で持続可能な社会を目指します。
引き続き皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
生活協同組合コープデリにいがた
代表理事 理事長 登坂 康史