コープデリにいがた理事長
登坂 康史
組合員の皆さまの日ごろのご利用、ご協力に心より感謝申し上げます。
6月に開催された第3回通常総代会では、2023年度の事業報告や2024年度の方針・予算、役員とともに、コープデリグループ「ビジョン2035」を承認いただきました。
2035年に向けて生協のめざす姿を組合員の皆さまの声から取りまとめ、メインメッセージを「食べるしあわせ、自分らしいくらし 『ともに』の力で、笑顔の明日を」としました。
これからも助け合いの心と協同の力が生み出す「ともに」の力で未来をきりひらき、誰ひとり取り残さない社会を創ることを目指して、様々な取り組みを進めたいと考えます。
1月に発生した能登半島地震により、数多くの被災者のご苦労が続いています。
全国の生協は被災地への支援活動を進めるとともに、組合員の皆さまへ支援募金を呼びかけ、新潟県にはコープデリにいがたをはじめ全国から寄せられた募金のうち1億6千万円をお届けしています。
ロシアの軍事侵攻やパレスチナでの武力衝突は、どんな理屈があろうともあってはならないことだと考えますが、未だ終わりが見えない状況が続いています。
「平和とよりよい生活のために」を最も原則的なスローガンとして掲げている生活協同組合として到底看過できません。一刻も早い収束を願うばかりです。
またエネルギー・食糧価格の高騰などにより、くらしはますます厳しさを増しています。貧困や格差など様々な社会の問題も顕在化しています。
コープデリにいがたの「新しい生協のありたい姿」では、コープデリグループ理念・ビジョンとともに、持続可能な開発目標「SDGs」を念頭に6項目のありたい姿をまとめています。
引き続き「ビジョン2035」とともに「新しい生協のありたい姿」を常に掲げながら、組合員が参加するすべての事業と活動を通じて、くらしの願いを実現し、社会的な課題解決に取り組む中で持続可能な社会を目指します。
皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。
生活協同組合コープデリにいがた
代表理事 理事長 登坂 康史