謹　賀　新　年

　生活協同組合 コープデリにいがた　

理事長　 登 坂 康 史　

　 　謹んで新年のお慶びを申し上げます。
　組合員の皆さまには日頃よりコープデリ宅配をはじめとする事業のご利用と活動へのご参加、ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
　 生活協同組合コープデリにいがたが誕生して2年目となる昨年は「実力を備える年」と位置づけ、「新しい生協のありたい姿」6項目を引き続き念頭に置きながら、様々な事業・活動を進めました。新潟の生産者・メーカーを応援する「にいがたじまん」は組合員の皆さまの利用に支えられ、着実に供給高が増加しています。組合員活動はオンラインの手法は継続しながらも、リアルでの開催が数多く再開され、活発な取り組みが進められました。秋の総代会議では、今年の通常総代会に向けて「コープデリグループビジョン2035」の1次案を提案いたしました。
　2024年はさらなる飛躍を目指し、様々な課題に「挑む」年にしていきたいと考えます。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の収束が見えない一方で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区における武力衝突は深刻な状況です。現在、人道危機支援募金を皆さまにお願いしております。また、私たちをとりまく状況は、高齢化の進行やデジタル化の進展、自然災害の多発化・激甚化等、大きく変化し、コロナ禍の4年間で貧困や格差の拡大等、様々な社会問題が顕在化しています。エネルギー、食糧価格の高騰等により、暮らしはますます厳しさを増しています。
　生活協同組合は早くからＳＤＧｓを高く位置づけ、ＳＤＧｓに沿った取り組みを進めてきました。「誰一人取り残さない」「誰もが安心して暮らし続けられる」社会の実現に向けて、組合員の皆さま、地域の皆さまとともに、少しずつでも一歩一歩、協同の力で歩んでいきたいと思います。
　変わらぬご支援・ご協力をお願いするとともに、本年が組合員の皆さまにとって、よき年となりますよう役職員一同心よりお祈り申し上げます。