新しい生協に向かって

コープにいがたとコープクルコ両生協は2022年3月21日事業開始に向けて、組織合同(合併)準備を進めました。

1.「新しい生協のありたい姿」を目指して!

『新しい生協のありたい姿』は2021年1月に実施した「わたしの夢つなぐアンケート」でいただいた期待や要望などたくさんの組合員の声を形にした新しい生協が目指していく姿を表しています。
「わたしの夢つなぐアンケート」の結果および社会情勢を鑑み、『新しい生協のありたい姿(1次案)』を6項目にまとめました。

「わたしの夢つなぐアンケート」のイメージイラスト

新しい生協のありたい姿
(1次案)

(1)安全と安心を第一に、県内産の商品を大切にして新潟を応援します。

組合員の声

  • ● 安全・安心が基本だと思うのでこれからもお願いします。
  • ● 県内産の商品を多く取り扱ってほしいです。
  • ● 食の安全安心、そして美味しくいただけるのは生産者の努力の賜物です。

(2)利用しやすく、くらしの様々な場面で頼られる生協を目指します。

組合員の声

  • ● 生協でしか買えない商品を増やしてほしいです。
  • ● 家族構成に合った商品が注文できるようになるとうれしいです。
  • ● アレルギーの子ども用食品を増やしてほしいです。
  • ● 生協のお店や移動販売があるといいなぁ。
  • ● 災害などで思いがけない危機に頼れる生協であってほしいな。

(3)地域とつながり誰もがくらしやすい社会づくりを進めます。

組合員の声

  • ● 高齢者にやさしい生協であってほしい。
  • ● 子育て世代には利用しやすい生協であってほしいです。
  • ● 子育てや介護について語り合う場があると良いと思います。

(4)環境や平和の取組みを広げ、未来につなげます。

組合員の声

  • ● リサイクル回収品目を増やしてほしいです。
  • ● 平和活動は今後も継続してほしいです。

(5)組合員一人ひとりの声を聴き、活かす生協を目指します。

組合員の声

  • ● お届け明細書兼請求書が改善されることになって嬉しいです。
  • ● 組合員が意見を言える場を増やしてほしいです。
  • ● 小さな声も届く組織であってほしいです

(6)全国の生協と連携を強め、持続可能な社会づくりに貢献します。

組合員の声

  • ● 産直事業の強化や地域と連携した地産地消の商品づくりなど、多彩な取組みを展開してほしいです。
  • ● 地域社会により貢献できるように、社会的役割を発揮してほしいです。
新しい生協のありたい姿(1次案)のイメージ図

2022年3月に誕生する新しい生協は、
コープデリグループの一員として、
グループの理念・ビジョンを共有し

「新しい生協のありたい姿」
の実現に向かって
組合員の皆さんとともに
進んでいきます。

2.これからの未来にむけて
~「新しい生協の事業3カ年計画(2022~2024年度)(1次案)」~

『新しい生協の事業3カ年計画(1次案)』は、「わたしの夢つなぐアンケート」をもとに策定している「新しい生協のありたい姿(1次案)」の具体化として、新しい生協の骨格を組み立てるため、組織合同(合併)後、3カ年間の事業・活動の重点課題・損益計画を設定します。事業開始3カ年はコロナ禍の影響を見据えながら、そのための基盤をつくる3カ年とします。また、コープデリグループ第4期中期計画(2023~2024年度)と連携し、必要な課題設定を追加していきます。

※ 下の画像は、横にスクロールしてご覧ください
新しい生協の事業3カ年計画のイメージ

3.新しい生協の名称について

新しい生協の名称(案)について
「生活協同組合
コープデリにいがた」

を両生協理事会から提案。

  • ※2021年11月の両生協臨時総代会での承認をもって、正式名称を決定。

名称検討の考え方

新しい生協の名称案検討にあたっての考え方として、次の3点を念頭に検討をすすめました。

①「新潟県を代表する地域生協であること」

組織合同(合併)後は、県内世帯組織率25%の地域生協となります。県内産農作物・県内製造商品を広げていくことの重要性からも、新潟県を代表する地域生協として新潟県内に存在感を示すことが必要です。また、全国の生協に対しても新潟県を代表する生協であることを示していくことが必要なことから名称に「にいがた」を入れます。

②「コープデリグループの一員であること」

コープデリグループは日本で最も大きな地域生協のグループであり、各都県の最大地域生協で構成されるグループです。
新しい生協はコープデリグループの一員であることから「コープデリ」を名称に入れます。

③「新しい生協づくりをすすめること」

コープにいがたとコープクルコ両生協の組合員の想いがつながる、誰からも頼られる新しい生協をつくります。

これらの「考え方」をもとに検討をすすめながらも、両生協ともに今までにの名称への愛着・こだわりは存在します。それを乗りこえ、組合員と職員が前向きに新しい生協をつくり、その発展に向けて歩みだせるよう、新しい生協の名称を確定させていきます。

経過

2021年
6月
通常総代会
組織合同(合併)準備を継続して、11月に組織合同(合併)を決議する臨時総代会を開催することを確認。
10月
秋の地区別総代会議
「合併契約書承認の件」をはじめとする臨時総代会の議案を提案し、「新しい生協のありたい姿(最終案)」「新しい生協の事業3カ年計画(最終案)」を報告。
11月
臨時総代会
両生協の組織合同(合併)を正式に総代から決議。
12月~
新潟県への認可申請・認可
2022年
3月21日
新しい生協の事業開始
2022年3月21日に新しい生協として事業開始。