2025年1月 1日
謹賀新年
生活協同組合 コープデリにいがた
代表理事 理事長
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
組合員の皆さまには日頃よりコープデリ宅配をはじめとする事業のご利用と活動へのご参加、ご協力をいただき、心から御礼申し上げます。
昨年6月の通常総代会において「コープデリグループビジョン2035」を承認いただきました。ビジョン2035は「食べるしあわせ、自分らしいくらし『ともに』の力で、笑顔の明日(あした)を」をメッセージとして、組合員の皆さまと生協で働く役職員がともに掲げる2035年のありたい姿を策定したものです。これからも助け合いの心と協同の力が生み出す「ともに」の力で未来をきりひらき、誰ひとり取り残さない社会を創ることを目指して、様々な取り組みを進めたいと考えます。
昨年はコロナ禍後の変化対応、物価上昇への事業対応、持続可能な社会の構築への貢献の3点を基調として、事業と活動に取り組んできました。
物価高騰の中で組合員の皆さまのくらしに少しでも貢献するため「コープのくらし応援キャンペーン」を9月から11月に取り組みました。また、新潟の生産者・メーカーを応援する「にいがたじまん」は着実に利用が増加しています。
11月には、コープデリにいがたとして初めての「コープデリにいがたフェスタ2024」を新潟市で開催し、8,000人を超える方々にご来場いただきました。利用と参加で支えていただいた組合員の皆さまへの感謝の気持ちを込めて、そしてさらに広く県民の皆さまにコープデリにいがたを知っていただくために開催いたしました。ご来場の皆さまはもちろん、役職員やお取引先さま、関連団体の皆さまとの交流の機会となりました。
能登半島地震と豪雨災害により数多くの被災者のご苦労が続いています。全国の生協は被災地への支援活動を進めるとともに支援募金を呼びかけました。世界各地の平和を脅かす動きは長期化し収束の兆しが見えません。国内では食糧価格等の高騰が続き、くらしは厳しさを増しています。貧困や格差の拡大等、様々な社会問題も顕在化しています。
生活協同組合は早くからSDGsを高く位置づけてきました。「誰もが安心してくらし続けられる」社会の実現に向けて、組合員の皆さま、地域の皆さまとともに、少しずつでも一歩一歩、協同の力で歩んでいきたいと思います。
変わらぬご支援・ご協力をお願いするとともに、本年が組合員の皆さまにとって、よき年となりますよう役職員一同心よりお祈り申し上げます。